試験片表面200mm²で測定
従来の粉末鋼(SKH40相当) 試験条件: 5%塩化ナトリウム水溶液、35°C、75kPa、24時間連続噴霧
「限りなく刃物志向の粉末鋼」
金属素地強化型ステンレス粉末鋼としてSPG STRIX®を開発しました。
高硬度と加工性を両立し、非常に硬く切れ味の優れた粉末鋼でありながら、これまでの高硬度粉末鋼とは研ぎ易さが違います。
強い金属素地が理想の刃付けを実現し最高の切れ味をもたらす。鋼を鍛える日本の伝統技術を体現した、刃物にとって最適な粉末鋼です。
素地強化により加工性や耐久性を犠牲にせずに高硬度を実現しました。
抜群の硬度がもたらす最高の切れ味
焼入れ硬度はHRC65程度、ステンレス刃物鋼最高レベルの硬度で、確かな切れ味を発揮します。
研ぎ易さと刃付け性を両立させる「金属素地硬さ」
SPG STRIX®
従来の粉末鋼(SKH40相当)
SPG STRIX®は金属素地を硬くすることで高硬度を実現しました。従来の粉末鋼のような硬い金属炭化物がなくとも、金属素地が硬く、金属組織全体の平均硬度が高いため、炭素鋼のような研ぎ易さと優れた刃付け性を実現しています。
高硬度でも優れた耐食性を発揮
SPG STRIX®
従来の粉末鋼(SKH40相当)
試験片表面200mm²で測定
従来の粉末鋼(SKH40相当) 試験条件: 5%塩化ナトリウム水溶液、35°C、75kPa、24時間連続噴霧
通常、耐食性能と硬度はトレードオフの関係にあります。
SPG STRIX®はその緻密な成分設計により、金属素地が強化されるだけでなく、耐食性や靭性など刃物に必要とされる要素を高レベルでバランス良く兼ね備えています。
※当サイトに記載の化学成分値は、各鋼種の規格値における代表的なデータを示しております。